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| ディズニーリゾート周辺のホテルマーケット その2 (配信 2006/10/10) |
前回の続きです。→その1はこちら 東京ディズニーリゾート(TDR)周辺では、ディズニーシー開業前は舞浜エリアにオフィシャルホテル5ホテル(下図青①~⑤参照)、浦安エリアに新浦安オリエンタルホテル、浦安ブライトンホテルのみでした。 ディズニーシーの開業に伴い、00年~01年にかけ、オリエンタルランド直営のディズニーアンバサダーホテル(504室)、ホテルミラコスタ(502室)が開業しました。その後も04年にホテルドリームゲート舞浜(80室)、昨年はホテルエミオン東京ベイ(380室)、パーム&ファウンテンテラス(702室)等が開業しTDR周辺ホテルは一気に増加しました。 ![]() 現在は第3波として1ホテルが今年開業し、2ホテルが建設中です。 今夏開業したのは「ウィンズラジャ舞浜ユーラシア」で、源泉かけ流し温泉で15種類の温浴施設が売りの温浴施設で、和洋83室を備えています。露天風呂付客室などもあります。 TDR正門前にはオリエンタルランド直営の「ディズニーホテル」の建設が進んでいます。45,000㎡の一等地にイギリスビクトリア朝様式の外観を持つ9階建て700室が2008年に開業する予定です。 更には2007年に「東京ベイ舞浜ホテル」が既存の5オフィシャルホテル郡の一角に誕生する予定です。このホテルは豪華なレストランなどはなく気軽に何度も泊まれるような料金設定が売りとのことで、投資顧問会社のシンプレクス・インベストメント・アドバイザーズが建設しています。 このようなホテル供給ラッシュはディズニー人気を象徴しているのか、それとも過当競争の始まりなのかは分かりません。 週刊ホテルレストラン監修の「売上ベスト300ホテル」の結果を考察しますと、既存オフィシャルホテルの状況は、ディズニーシー開業以降2001年度から2003年度までは非常に好調で、客室稼働率は平均90%程度で推移し、ADR(平均客室単価)も上昇傾向で推移しておりました。アンバサダーホテルやミラコスタの供給があったにもかかわらずです。 2004年度は、ディズニーシー開業効果の一服感、TDR入場者数の下落、ホテル供給の要因が重なりました。需要の減少にも拘らず供給の増加が起きたため、オフィシャルホテルのパフォーマンスは客室稼働率、ADRともに低下しています。 1990年頃3000室程度からスタートしたTDRホテルマーケットは2008年に倍以上の7600室程度になろうとしています。競争が激化しTDR周辺マーケットは大きく変わるかもしれません。今後はディズニー人気にとらわれず、独自色を打ち出すことができたホテルが生き残れるのかもしれません。 |